コラム

2019.09.30[代表ブログ]

千葉県台風災害の復興支援の現場

最近は休日を利用して千葉県台風災害の復興支援に行っています。
私は趣味でサーフィンや釣りをやっていますので、千葉県は非常に馴染み深い所であり、将来は千葉移住を考えている程です。

そんな千葉が大変だと聞いて千葉県鋸南町役場へ連絡しましたが、まだ台風から5日しか経っていなかったため、役場の方々は電話口からも疲労がわかる程でした。

必要な物を大田区中の不動産、工務店、大規模修繕会社、町工場などの有志社長様達からの寄付で集め、ブルーシートや日用品などを買い集め、8名でいざ鋸南町へ!

途中高速道路から杉の木が全て折れている山が見え、鋸南や館山程の被害はないと聞いていた君津市でさえ、屋根にはブルーシートが張ってあります。





嫌な予感のまま鋸南町に到着。絶句でした。 保田小後の道の駅の体育館程の建物の壁が全て無い!
半壊、全壊の住宅が右にも左にも。



ビニールハウスはほぼ全てが倒壊し、5日経ったのに電気も水道も遮断されたまま。



別グループの方々と15名で倒壊した住宅の家財の片付けへ。

完全に倒壊した屋根をチェーンソーで切断し、家の中にある大切な思い出が詰まっているであろう家具を、燃える物燃えない物、プラゴミや割れ物などに分別し、燃える物は空き地で焼却しました。



雨やドロで原形の無い家財や思い出が燃えるのを呆然と見ている家主さん家族。
かける言葉が見つからず、黙々と作業を続けながら、この活動をもっと広げていかなければと思いました。   

それからは1人時間があれば君津や富津に行き、屋根のブルーシート張りやガレキ拾いをしていますが、最近嬉しい事がありました。



私の活動に共感してくれた大規模修繕のプロの会社の社長様が社員達と共に立ち上がってくださり、9月29日に皆で災害地に行く事になりました。

素晴らしい決断と行動力に感謝すると共に、年内の修復は絶望的であろう被災地の方々の体調と心のケアを、行政に働き掛け続けたいと思っています。

シートなどは屋根に張っても、もって精々1週間。シートの張り替えなどボランティアの作業は、マスメディアが忘れてもずっと続いています。

皆さんがまた心からの笑顔に戻れます様に…
江俣弘宣    2019/9/25
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